トップページ住宅保全推進協会について代表挨拶

代表理事挨拶

日本の社会は高齢化が進展し、長期のデフレ状況から脱却しつつあるもののいまだ不安定な状態が続いています。住宅分野では高齢化に伴い空き屋が増加し、空き屋を減らすことが課題となっています。そうした中で、日本の住宅政策は省資源、環境保全を意識して、新築を中心とした住宅政策から、既存住宅の再利用、住宅メンテナンスやリフォームへと変化しています。

住宅の維持管理において、建物の診断は欠くことができない重要な事項ですが、残念ながら現在の日本において、住宅の診断を適切に行う人材、特に消費者の立場からリーズナブルで的確な建物診断を行う人材の育成は未だ不十分と言わざるを得ません。

外装劣化診断士試験は、住宅リフォーム市場の第一線で消費者と関わる人々が、適切な住宅診断の方法を身につけ、消費者にとって有益な報告と提案を行う知識と技量を判定するものです。外装劣化診断士試験は建物の基礎的な知識を身につけ、住宅の屋根、外壁などの外装部分の劣化状況の基本的な調査、診断と調査、診断の結果に基づいて補修、改修工事等の対策について、消費者の立場から適切な提案を行う人材の育成を目指しています。外装劣化診断士試験は平成24年(2012年)7月に第1回目を実施しました。令和4年(2022年)までに74回を実施し、のべ2,335名が受験し、1,769名が合格しています。

令和3年(2021年)に一般社団法人住宅保全推進協会は一般財団法人塗装品質機構を設立し、両法人が協力して専門的な知見を集約して、消費者にとってより有益な活動を目指して参りました。そのため、外装劣化診断士試験を一般財団法人塗装品質機構に移管して実施することとなりました。実施団体は一般財団法人塗装品質機構となりますが、外装劣化診断士試験の制度に変更はありません。

外装劣化診断士試験にチャレンジされるみなさんの知識や技量、経験が多くの消費者の生活を豊かにし、リフォーム業界、塗装業界の発展に寄与することを切に願います。

代表理事 吉田憲司
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